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2025.05.20

松本剛選手のインタビュー動画 中編を公開しました。

#公認スポーツ栄養士

#松本剛

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オフの日の食事

オフの日の食事は外食か出前。出前のメニュー選びでは、栄養のバランスに少し気を付けています。最近、出前で牛丼を頼むときに鶏肉やキムチがトッピングされた「たんぱく質多めのサラダ」を選びました。

若い頃(ファーム時代)と現在との食事管理の変化

入団したての時には、夏場になると3~4㎏は体重が落ちてしまっており、間食を取り入れて食事回数を増やすことで食事量をまかなっていました。ファームにいた時には、高い頻度で管理栄養士が栄養サポートでファームに来てくれていたので、体重が落ちている時など気になることがあれば自分から相談していました。

今は、体重が急激に減ることはなくなりましたが、体重の変化を少なくすることは意識しています。運動量が少ない時には食事量を抑えることもあります。

筋肉量を意識した身体組成管理

球団には身体組成計が設置されており、いつでも測定することができます。球団の身体組成計では、筋肉量も細かく知ることができます。体重だけでなく、筋肉量と体脂肪は年間での目標数値を決めています。

公認スポーツ栄養士メモ

・牛丼は、たんぱく質・脂質・糖質のエネルギー比率が体づくりにとって理想的です。松本剛選手の場合、牛丼だけでは不足していた食事量と野菜の摂取量をサラダで補うさらに理想的な食事がとれていました。

・消費するエネルギー量のうち、大部分を占めるのが基礎代謝量と身体活動量(運動量)です。基礎代謝は成長期をピークに年齢とともに低下する傾向にあります。松本剛選手の場合、ファームの時より、体重が増えやすくなったのは、運動量(練習量)の影響が大きいと考えられます。1軍の生活の中でシーズンを通して体格を維持するのは難しいことも多いですが、松本剛選手はそれができる選手のひとりです。

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