北海道日本ハムファイターズスペシャルアドバイザー田中賢介氏の食とスポーツ インタビュー＆野球技術指導動画 前編を公開しました。

田中賢介氏の増量の工夫

高校時代は、冬場に８～９㎏程度増やすことを３年間継続し目標だった75㎏（3年間で25㎏増）を達成した。入団後も他の選手の食生活を観察したところ、食事中に水を多く飲む人は、体重が増えていないことに気づいた。食事中に水を飲むことを控えることを試したところ食事の量が食べられるようになった。また、食が細く１回の量を増やすことが難しかったため、食事の回数を増やすことで１日の食事量を増やすことに成功した。選手サロンには、おにぎりやバナナ、プロテインといった補食がとれる準備があり、活用していた。

サプリメントの活用

サプリメントも食事を十分に食べたうえでの活用を心がけていた。ウエイト後３０分以内にたんぱく質を摂取しようと言われているが、ウエイト後すぐに食事の機会があるのであれば、食事後にプロテインを活用するようにしていた。プロテイン以外にもサプリメントは多数あるが、自身の栄養素の摂取状況や求めるパフォーマンスに応じて選ぶことが必要。

公認スポーツ栄養士メモ

食事中でも水分を欲する場合、食事前の運動時などで水分補給が十分でなかった可能性があります。食事中にあまりにも多くの水を飲むと、食事量が減ってしまうことがあります。

【栗山高校女子硬式野球部】

2023年創部。北海道内の公立高校では、初の女子硬式野球部。道内外から選手が集っている。