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2025.09.11

北海道日本ハムファイターズ 玉井大翔選手「食とスポーツ」インタビュー 前編

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INDEX

玉井投手の食生活と復帰までの歩み

2024年シーズンは腰痛の影響により1軍登板がなかったが、2025年シーズンに576日ぶりの1軍復帰を果たした。

子供時代の食生活

幼少期は母親が栄養バランスを考えた食事を用意しており、好き嫌いなく食べていた。ごはん、味噌汁、肉や魚のおかず、サラダ、ひじき煮など主食、主菜、副菜が揃った献立。食べるのが遅く、よく噛んで食べていたが、体が細く太りにくい体質に悩んでいた。

食習慣の変化

プロ若手の頃はラーメンなど脂っこいものも気にせず食べていたが、近年は体調管理のため食事に気を配るようになった。撮影当日の朝食は、米、味噌汁、さば、ひじき煮、ブロッコリー、はちみつ入りヨーグルトと栄養バランスが整っており、普段の食生活も栄養士から高く評価されている。

先輩からの影響

金子千尋ファーム投手コーチがサプリメントを取り入れている姿を見て、食事以外の栄養補給にも関心を持つようになった。

公認スポーツ栄養士の見解

・主食・主菜・副菜の3点セットは体づくりの基本である。

・成長期には、現在の体を維持するための食事量に加え、成長分の栄養が必要である。

・野球に加えて遊びでも体を動かしていたため、食事量が追い付かず太りにくかった可能性がある。

・ラーメンはエネルギー源として有効であり、トッピング次第で栄養素も補える。普段の食生活が整っていれば、時にはご褒美として楽しむのも良い。

・食事をベースに、理解した上でサプリメントなどを取り入れることは、さらなるパフォーマンス向上に有効である。

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